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DensePose活用事例!
『GOTENYAMA ART & TECHNOLOGY WEEK 2018』に「なりきりアート」を出展

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2019.07.26

2018年10月5日(金)から8日(月)まで御殿山トラストシティ(東京都品川区)で開催された『GOTENYAMA ART & TECHNOLOGY WEEK 2018』に「なりきりアート」を出展いたしました。

 

このイベントは、品川・御殿山エリア周辺の様々な企業・団体が協力し、エリア活性化を推進するため組成された「御殿山エリアマネジメント実行委員会」が主催する初めてのイベントです。森トラスト株式会社、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)、原美術館や新たに参画した日本マイクロソフトなどと共に、ISIDも同委員会の一員として参加しています。

 

DensePoseを活用した「なりきりアート」とは

 

「なりきりアート」は、アート・教育をテーマにした、最新技術を体感できるインタラクションコンテンツです。来場者へ最新の技術に楽しく触れてもらうことを狙い制作いたしました。カメラの前に立つとスクリーンに映った姿が、ヒーローやユニフォーム姿に変わります。さらに、体験者自らがデザインを描き、自分で描いたデザインへ変身した姿をスクリーンに映すこともできます。

 

 

体験者が描いたデザインをスキャナで取り込み、即座にテクスチャを生成し、Dense Poseによりテクスチャを張り込み、体験を実現しています。

 

「DensePose」とは、Facebook AI Researchが6月にオープンソースとして公開したテクノロジーです。

 

 

深層学習をベースに2Dの動画から人体の3D表面座標を取得し、テクスチャを貼り変えることができるテクノロジーです。このテクノロジーを利用することで、ウェブカメラを通して映った人間の表面に、テクスチャを張ることが可能となります。これまでは20~30個の関節座標で行っていた人間の姿勢推定に対し、5000以上で定義される人間の表面座標推定を行うことでより拡張された人体情報取得と表現を可能としています。

 

会期中はたくさんの方にお越しいただき、デザインを描いていただきました!

 

 

イノラボでは、最新技術をたくさんの方々に触れていただく機会に、参加を続けて参ります。
DensePose © Facebook AI Research 2018 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示4.0 国際)https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
※クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示4.0 国際)に従い、利用しています。