
大事なときにやってきて居座る、WindowsUpdateはITの世界における親戚の困ったおじさんのような存在です。
電源を切るなと書いてありますが、切ったら一体どうなるのでしょう。切りたくなった衝動に駆られた人も多いはずです。
やっちゃいけないことラボですので当然試してみます。
今回の被験者は前回に続いて阿部研究員
所長のメガネが隔て板のときと違うのはメガネを忘れたからです。
パソコンにはあらかじめWindowsUpdateが始まるように更新プログラムがダウンロードした状態にしてあります。
この状態でシャットダウンすれば自動的にWindowsUpdateが始まるはず。
「シューン」
きれいにシャットダウンしてしまいました。必要なときにはいないのに必要ないときには絡んでくるというまるで担当役員のような特性が明らかになりました。
この後、更新プログラムをインストールしたりアンインストールしたりしているうちに「コンピューターの電源を切らないでください」がついに出ました。
WindowsUpdateではないですが、「コンピューターの電源を切らないでください」が出ているのでいいことにします。
やっちゃいけないことラボ発動です。電源ボタンを長押しで強制的に電源をオフにします。
パソコンからファンの音が消えました。
予想以上に一線を踏み越えた気がします。
ではここから再び電源をオンにしてみます。
この画面はたまに見ます。「通常起動する」を選ぶとたいていなにごともなかったかのように起動するものです(ただ、このときいつもの画面とフォントが違うな、とは思いました)。
通常起動を選んだあとはこのような画面が出てきました。
見たことのないメッセージが次々と現れます。
注目すべきは最後のダイアログです。「修復しています」ではなく「修復しようとしています…」という巧妙な言葉遣いになっています。
健康食品の「利用者の声」のようなさりげない気遣いです。
わざととはいえ、怖いメッセージはやはりダメージがあります。
このパソコンが所長の私物だったということも大きいでしょう。SSDなのでハードディスクのように物理的に壊れることはないと思っていたのですが。
やがてこの「修復しようとしています…」も止まらなくなってしまったので再度強引に電源を切りました。毒を食らわば皿までです。
すると意外なことに立ち上がりました。
強制的に電源をオフにするならばとことんオフにするのがいいのかもしれません。まったく保証できないアドバイスです。
やっちゃいけないことのスリルと奥深さを感じる結果になりました。
起動していたはずのソフトが立ち上がらなくなりましたが、特に気にしてません。
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