
マンションのバルコニーの壁にはこんなことが書いてあります。
「非常時にはこの壁を破って隣戸に避難することができます」
壁なのに本当に破けるのでしょうか?やってみたくなります。でも非常時でもないのに破ったらお詫びや弁償、近所の噂などかなり面倒なことになるでしょう。
それに隣に住む人からしてみたらまるでシャイニングです。
あの板について調べると以下のことがわかりました。
・あの板の名称は「隔て板(へだていた)」
・板の素材はケイカル板という合板
隔て板を割りたい。いろんなところに問い合わせ、断られた(×4回ぐらい)結果、隔て板の体験キットを持っている某マンションの協力を得ることができました。
やっちゃいけないことをやってみましょう。
事前に入手していた情報ではそう簡単に割れるものではないということでした。ならばと思い、強く蹴ってみるとあっさり割れました。
思い切り蹴り上げるラボの阿部研究員
高校時代にサッカーで鍛えた脚力が活きます
非常時にバルコニーに靴があるわけがないので素足で挑んでいます。素足で壁を割ることには問題ありませんでした。蹴ったこと自体の痛みもさほど感じないとのことでした。
問題はその後です。
割った板のあいだに足が挟まるってます。所長である私も後ろで驚いています。
隔て板を破るときは割った板で足を挟まないように、やっちゃいけないことラボからのメッセージです。
それさえ気をつければあとは板を思い切り蹴りあげるだけです。
どーん
こんにちはー
ふたりで蹴破る
「これはやっちゃいけないことだけど、いつかそうなったときのために体験しておく必要があるな」「訓練ですね」「その通りじゃ」
口ではもっともらしいことを言っていた私たちですが、写真を見るとものすごい笑顔です。
やっちゃいけないことの魅力をまた実感しました。
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