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Innovators Under 35イベントレポート

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2022.12.21

Innovators Under 35とは? 

Innovators Under 35(以下、IU35)は、才能ある35歳以下のイノベーターたちを讃え、その活動を支援することを目的とした、MITテクノロジーレビュー主催の世界的なアワードです。過去20年以上に渡り優れたイノベーターたちが毎年選出されてきました。超少子高齢化と労働人口の減少など、多くの社会課題を抱える日本から、ITによる課題解決に貢献する人材を発掘し、世界へと発信していくことを使命とするイベントです。

イノラボはオープンイノベーションを推進する組織として上記に賛同し、協賛いたしました。本記事ではイベント当日の様子をご紹介します。
  

14名の若きイノベーターが受賞


 
東京の日本橋で行われた本イベントでは、計14名の受賞者にトロフィーが授与されました。 今回はロボット工学、医学、持続可能性、AI、量子コンピュータなど、非常に幅広い分野のイノベーターの方々が集結されました。
 

授与式の後は、受賞者によるショートプレゼンが行われました。国内外の社会課題にしっかりと向き合い、様々な技術を駆使してその解決に挑まれているイノベータの方々の熱意溢れるスピーチが印象的でした。
 

ISID特別賞は…大西鮎美さん!


 

今年はISIDが特に注目する受賞者に「ISID特別賞」が授与されました。選ばれたのは、神戸大学の大西鮎美さんです。現在、人間の疲労を克服する次世代のウェアラブルデバイスを開発されています。充電なしで利用できるデバイスも開発し、普及させるにあたっての課題解決にも取り組まれています。
 
「〇〇疲れ」という言葉があふれるデジタル時代において社会的に意義の大きい研究だということ。また、XRやHCIといった研究領域の幅広さがあり、その融合による発展の期待が選定理由となりました。
 

 

今後に向けて

本イベントを機に、イノラボは大西さんを含むイノベーターの方々との新たなコラボレーションの可能性を探っていく予定です。最新トピックは随時、本サイトやSNSで更新していきます。これからもイノベーターの方々の素晴らしいアイデアとテクノロジーが、日本の社会課題解決の糸口になることを願っています。
 


受賞された大西鮎美さんとイノラボメンバー

(執筆者:安崎)