スポーツ/ヘルスケア

2022.10.28


メディア掲載 電通報 - VRは病を癒す一手となるのか。幻肢痛VR遠隔セラピー開発秘話

イノラボと株式会社KIDSで開発を進めている「幻肢痛VR遠隔セラピーシステム」。KIDS代表の猪俣氏と、イノラボ 岡田が本システムについて語りました。 電通報でご覧ください。 事故や病気で手足を失った人の多くが体験する、欠損またはまひした手足がこれまで通り存在する(幻肢・げんし)かのように感じ、その幻の手足が痛む難治性の病「幻肢痛」。痛み方は人それぞれで、原因解明や治療薬の研究も進んでいません。 その幻肢痛に苦しむ当事者でもあり、VR技術を活用した幻肢痛セラピーシステムの開発を進めるKIDS代表の猪俣一則氏は、2019年夏、VRの遠隔コミュニケーションを研究していた電通国際情報サービス(ISID)のオープンイノベーションラボ(以下、イノラボ)に所属する岡田敦氏と出会いました。両者の知見を持ち寄りスタートした遠隔での幻肢痛セラピーシステム「幻肢痛VR遠隔セラピーシステム」。その開発の背景や具体的な取り組み、VR技術の今後の可能性などについて、猪俣氏と岡田氏に話を聞きました。 記事の続きは電通報をご覧ください。

メディア掲載 電通報 - VRは病を癒す一手となるのか。幻肢痛VR遠隔セラピー開発秘話

2021.10.21


isidプレスリリース掲載:「幻肢痛VR遠隔セラピーシステム」が2021年度 グッドデザイン賞を受賞

イノラボが株式会社KIDS(所在地:東京都文京区、以下KIDS社)と共同で企画・開発を手掛ける、「幻肢痛VR遠隔セラピーシステム」が、2021年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞し、isidのプレスリリースに掲載されました。冒頭をご紹介します。全文はisid公式サイトをご覧ください。 「幻肢痛VR遠隔セラピーシステム」は、離れた拠点にいる幻肢痛患者とセラピストが、同じVR空間内で位置関係や動作を共有しながらコミュニケーションをとることで、患者がセラピストを対面訪問しなくても、どこでもセラピーを受けられるようにする仕組みです。 現在、幻肢痛のリハビリを補助できるセラピストの数は全国的に少なく、患者の居住地域によってはセラピーを受けるために、長距離の移動を要するケースも見られます。本システムは、一人のセラピストが遠隔地にいる複数の患者を同時に施術することが可能なシステムで、患者の居住地を問わず、より多くのセラピーの機会を創出します。さらに、VR空間で患者同士がコミュニケーションを図ることができることから、患者同士の横のつながりが実現され、これまでにない関係構築をサポートします。 記事の続きはコチラ(isid公式サイト)へ。

isidプレスリリース掲載:「幻肢痛VR遠隔セラピーシステム」が2021年度 グッドデザイン賞を受賞

イベント

2021.03.16


メディア掲載 ASCII 『学生さんがうらやましい』と思った――イノラボ×東大IEDPコラボを振り返る

株式会社電通国際情報サービスのオープンイノベーションラボと東京大学大学院 新領域創成科学研究科の「環境デザイン統合教育プログラム」(以下IEDP)は、都市・建築・ランドスケープ等の環境デザイン分野の課題解決に向けた学生の提案を、先端技術を活用して社会実装し、その成果やプロセスを体系化する「社会実験構想学」の共同研究を2020年4月より開始しました。 プロジェクトの手ごたえなどについて、イノラボメンバーと東京大学IEDP事務局の柏原沙織氏、情報環境デザインスタジオを担当する非常勤講師の佐々木遊太氏が語り合いました。冒頭をご紹介します。全文はASCIIをご覧ください。   学生提案を社会実装する「社会実験構想学」プロジェクトの手ごたえを語り合う 電通国際情報サービス(ISID:Information Services International-Dentsu, Ltd.)によって2011年4月に設立されたイノラボ、そして東京大学がタッグを組み、2020年4月から「社会実験構想学」の共同研究を開始している。 具体的には、千葉県柏市にある東京大学大学院新領域創成科学研究科の環境デザイン統合教育プログラム(IEDP:Integrated Environmental Design Program)で生まれた学生からの提案を社会実装するという、画期的なプロジェクトだ。なお、本プロジェクトの設立経緯などについてはこちらをご覧いただきたい。 今回は、プロジェクトの手ごたえなどについて、実際に学生を指導したイノラボ研究員の方々、そして東京大学IEDP事務局の柏原沙織氏、情報環境デザインスタジオを担当する非常勤講師の佐々木遊太氏に語り合っていただいた。 情報環境デザインスタジオはコラボと同時に始まった新しいスタジオ ―― プロジェクトで、コラボ相手として情報環境デザインスタジオに白羽の矢が立った理由は? IEDP柏原 IEDPとイノラボとの共同研究のコーディネートを務めています、東京大学の柏原です。情報環境デザインスタジオは、2020年度に始まった新しいスタジオです。これまでIEDPであまり取り組んでこなかったものの、今後の環境デザインの素養として重要になってきたICTやマルチメディアを強化するべく新設されました。共同研究も同時に始まるということで、最先端技術を扱うイノラボさんと相性がよいのではないかと、まずはこちらからコラボをご提案しました。 記事の続きはコチラ(ASCIIサイト)へ。

メディア掲載 ASCII 『学生さんがうらやましい』と思った――イノラボ×東大IEDPコラボを振り返る

2017.10.03


筑波大学デジタルネイチャー研究室 石井晃氏がイノラボのメディアアルケミスト・ライトシーカー(Lightseeker)に就任

イノラボは筑波大学落合陽一氏のデジタルネイチャー研究室(以下DNG)のもとで研究活動を行なっている石井晃氏をメディアアルケミスト・ライトシーカー(Lightseeker)として迎えます。 イノラボは2015年よりメディアアルケミストとして落合氏を招聘し、POST PIXEL & MEDIA領域の研究開発をDNGと共同で続けています。その研究成果であるVRの世界を実空間において物理的に出現させる空間型VR映像システム「ReverseCAVE」を「SIGGRAPH(シーグラフ)2017」に出展し、ACM STUDENT RESEARCH COMPETITION(SRC)銅賞を受賞しました。この受賞を受け、POST PIXEL &MEDIA領域の研究開発をさらに加速させることを目的として、「ReverseCAVE」の開発リーダでもある石井氏を新たにコラボレーションパートナーとして招聘します。今後は、落合氏と共に研究活動を進めてまいります。 石井氏は、筑波大学落合陽一氏のデジタルネイチャー研究室(以下DNG)において研究活動を行なっています。2016年3月にはイノラボとDNGと共同で実施した、未来の街における新たなメディア接触体験をテーマとした空間アート作品展「POST PIXEL & MEDIA at うめきたフェスティバル2016」にて技術統括を務めました。 また同年8月にイノラボ、WIRED、TechShopが共催した「未来をつくる『イノヴェイション・サマースクール』」にて「AI/人工知能」編にて人工知能(AI)スペシャリストとして鈴木一平氏と並び、メイン講師を勤めました。 石井氏は、先端テクノロジーを分かりやすく伝える能力に長け、国内外問わず高い評価をうけています。 ・外部から人間の歩行方向を気付かれずに操作するシステム「Optical Marionette」 第20回 文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品ノミネート 第22回 画像情報教育振興協会 学生CGコンテスト塩田周三 審査員賞 ・スマホVR向けの新たな操作手法「FistPointer」 Laval Virtual Award 2017 Interfaces & Multi-purpose equipment賞 受賞(フランス) ■RevereCAVEとは ReverseCAVEは、VRコンテンツをヘッドマウントディスプレイ(HMD)上で再生すると同時に、周囲に設置した半透明スクリーンに裸眼で視聴できる立体映像としてリアルタイムで投影し、HMDを装着した人と周囲にいる人が、同じ空間内でそれぞれの位置や視座に応じたVR体験を共有できるシステムです。 近年、VR活用の広がりは目覚ましく、特に3Dコンテンツを用いた映像表現分野やエンタテインメント分野では最も注目される技術の一つです。VRはその特性上、HMD等の専用機器による視聴が前提となるため、HMDを装着した人と、装着していない人では、同じ空間にいても視聴体験を共有することはできません。仮にモニター等でHMD装着者と同一のコンテンツを視聴できたとしても、2次元環境で表現されるため、その体験には大きな差異が生じます。イノラボとDNGは、この制約を取り払い、空間そのものをメディア化することにより、これまでにない映像コミュニケーションの創出を目指します。 ■デジタルネイチャーグループ(DNG)について イノラボのメディアアルケミスト、落合陽一氏が主宰する筑波大学デジタルネイチャー研究室は、筑波大学図書館情報メディア研究系/知的コミュニティ基盤研究センターに所属し、ユビキタスコンピューティングの先に「計算機自然(Digital Nature)」の到来を見据えています。「近代的人間性」と「機械」、「データ」と「物質」の分断を超えて21世紀の新しいデジタル的自然観(=デジタルネイチャー)を作るため、変革されるであろう都市構造や社会構造変化を予想し、工学的実装と検証, それによる感性的な表現活動を行うことで、社会への訴求と実装を行っています。 http://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/about/

筑波大学デジタルネイチャー研究室 石井晃氏がイノラボのメディアアルケミスト・ライトシーカー(Lightseeker)に就任