スポーツ/ヘルスケア
2022.10.04
メディア掲載「体力研究」にITを活用した高齢者への健康支援の論文が掲載されました
この度、明治安田厚生事業団の出版物「体力研究120号」の記事内に、イノラボ飯田倫崇が共著の「スマートテレビを活用した高齢者への健康支援に関する探索的検討」の論文を掲載いただきました。
イノラボは明治安田生命厚生事業団と共同でITを活用したスマートシティ事業に取り組んでおり、新生活様式下での高齢者の健康づくりに対応したWeb運用アプリの設計・開発を担当しています。
■記事概要
2021年7月に発表された日本人の平均余命は男性で81.64年,女性で87.74年となっており1),多くの日本人が自身の身体,特に運動器を80年以上使って生活する時代に突入している。長いライフスパンのなかで,人生をより豊かに生きるためには自身の運動器をできるだけ良好な状態に保つことが極めて重要となる。運動器の機能を維持するには,定期的な運動やスポーツの実施が有効であるが,運動習慣のある者の割合は男性で33.4%,女性で25.1%にすぎない2)。なお,65歳以上の高齢者においては男性で41.9%,女性で33.9%となっており,他の世代よりもやや高率であるが決して高いとはいえない。こうした状況から,無関心層も含めた幅広い働きかけが強く求められる。
しかしながら,昨今の新型コロナウイルス感染症拡大の影響で運動や社会的交流の場が激減している3,4)。高齢者の長期間にわたる活動量低下は,高齢者の社会的孤立を助長し,心身の健康に深刻な負の作用をもたらすことが懸念される5,6)。こういった問題の解決策として,自宅から参加するオンライン運動プログラムが注目されている。・・・
記事の続きはコチラから(体力研究へ)。
メディア掲載「体力研究」にITを活用した高齢者への健康支援の論文が掲載されました