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イノラボについて

ともに課題をみつけ
ともにプロトタイピングし
ともに空気感を醸成し
ともに共感を生み出す

イノラボは「課題発見」から「社会実装」までを
一気通貫で支援するオープンなイノベーションラボです

イノラボとはなにか?

これまでコラボレートしてきたパートナー、
社内オブザーバーや元スタッフの声

面白い技術はあるのだけれど、
それをどうやって社会のなかで実証、実験するのか、
あるいはどう社会実装すると広まるのかといったことが
見えないときに、イノラボさんみたいな
パートナーがいるとやりやすいんです。

宮島靖|クウジット シニアアーキテクト

イノラボさんの仕事は、ビジネスの種を、
ビジネスとしてテイクオフするところにまで
つなげることなんじゃないかと思います。

暦本純一|東京大学大学院情報学環教授

単にビジネス的な価値ではなく、
その考え方や視点の新しさを同時に実装することで、
イノラボでやる意義が大きくなるのだと思います。

磯崎隆司|ソニーコンピュータサイエンス研究所 シニアリサーチャー

腹を割って話しやすいですし、気軽な相談もできます。
「どうしたらいいのか全然わからないんですけど何かできますか」
といった質問ができるのが何よりもありがたいです。

内山俊宏|ブリヂストン サステナブル技術戦略企画部長

信頼できる人たち、という印象ですね。
自分たちにはないツールを持ってらっしゃいますし、
新しいビジネスが始まる予感といいますか、ワクワクする感じを、
私だけでなく、プロジェクトに参加したみなさんが感じていました。

入田賢一|綾町役場 農林振興課主幹

文化的側面も含めて、ロングタームで
社会を考えられるチームだし、そういう環境を持っている。

公門和也|電通イノベーションスタジオ COO

何にどうやって取り組んだらいいかわからないというお客さまの
「もやもや」を解きほぐしてテクノロジーで解決するチーム

福本浩一|ニューホライズンコレクティブ

明日というか、明後日ぐらいのことを
やっている感じですよね。

大金慎一|電通国際情報サービス 専務執行役員

イノラボのあゆみ

先の見えない船出

「イノラボ」は、日本で(おそらく)初めての共創型オープンラボとして、2011年4月に設立されました。3週間前に未曽有の大震災が起き、世の中はカオスそのもの、先行きが全く見えない不透明ななかでのスターでした。「価値共創:オープンイノベーション」を掲げてスタートしたものの、最初から明確なアウトプットイメージがあったわけではありませんでした。

「テクノロジー」から「人」へ

イノラボが最初に取り組んだのは「テクノロジー」でした。ただ「テクノロジーこそが世の中を変えるのだ」と、技術開発に明け暮れることには違和感がありました。テクノロジーを使うのはあくまで「人」です。生活者の行動をデザインし、「先端技術を活用するとどんな未来が待っているのか」を形にすることにこそ価値があると考えたことから、いち早く取り組んだのがデザイン思考的アプローチでした。

自分ゴトのイノベーション

さらに「イノベーションは、ただ技術と顧客をマッチングするだけでは成立しない」という想いが徐々に芽生えてもきました。「自分ゴト化して突き進まないとダメだ」。そんな問題意識から、「自らがアジェンダセッティングし、自らがプロトタイピングし、自らが空気感を醸成し、他者に共感してもらう」というイノラボのスタイルが出来上がっていきました。

SDGsと共創

とりわけ「共創」が進んだのは、社会課題にフォーカスしたテーマでした。いまでいう「SDGs」です。「オープンイノベーション」を実現するために「SDGs」の課題に取り組むというのは本来は順序が逆ですが、イノラボでは、2015年に国連で採択される前から、SDGsに関わる課題に取り組んできました。

オープンイノベーションの価値

「スマートシティ」や「脱炭素」といった公共性の高い課題の解決は、オープンイノベーションと高い親和性があります。そこでは以下のような要件が求められます。

  • 長期的な視点から課題を発見する
  • 国や自治体、企業、住民など多数のステークホルダーとともに取り組む
  • インクルーシブなテクノロジー
  • 誰にでも使いこなせるUX

これはまさにイノラボがこれまで提供し、これからも提供したいと考える価値そのものです。

「社会実装」のプロとして

「こんなことやったら面白そう」という直感からスタートし、試行錯誤を重ねながら10年間突き進んできたなかで見えてきたのは、オープンイノベーションがもたらす価値は、何より「社会実装」にあるということです。「社会実装」こそが、これからのイノラボにとって、ますます重要な仕事となります。技術に振り回されず、技術を過小評価もせず、技術を使って人と社会をつないでいく。イノラボは、そんな取り回しができる「気軽に話せる面白いやつら」であり続けたいと考えています。