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東大暦本研×多摩美宮崎ゼミ×イノラボで「Internet of Abilitiesと人間拡張アイデアソン」を開催

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    イノラボでは東京大学情報学環の暦本研究室と人間拡張技術(IoA:Internet of Abilities)の共同研究を進めています。

    デバイスがインターネットにつながる時代(IoT)の先には、人の知識や職能・能力がインターネットにつながり自由に行き来するIoA時代が到来すると暦本先生により提唱されています。

    そのような世界において我々が未来に当たり前のように使うデバイスがどのようなものでどんな機能を備え、それを使ってどのように人間が生活しているか、そんなことを考えるアイデアソンをWIRED Lab.で開催しました。

    参加メンバーはイノラボと共同実験を進める暦本研究室の学生、イノラボのメンバーに加え、多摩美術大学の情報デザイン学科の宮崎ゼミの学生に参加してもらい、IoA時代が到来したときにウェアラブルデバイスがどのようなものになるのか、実際の利用シーンを考えアイデアを出しました

    イベントはまずIoAについて暦本先生からレクチャーを受けることから始まりました。世界中の人間拡張の事例が広く紹介され、参加者へのインプットとなります。なお、暦本研究室で収集された情報は以下に公開されています。

    https://scrapbox.io/humanaugmentation/

     宮崎先生からも今回の取り組みに関して非常に楽しみだ、と期待の声。

     

    続いてチームに分かれてアイデア出しを行ないます。技術、デザイン、社会への適応性を踏まえて議論します。

    それぞれの得意分野をもとに活発に意見を出し合いました。各チームのアイデアに対する暦本先生、宮崎先生のフィードバックを受けてさらにアイデアのブラッシュアップを進めます。

    今回のアイデアソンでは、発案するウェアラブルデバイスがどのように人に使われるかといったストーリー性も評価の対象になり、優れたアイデアを生み出したチームが表彰されます。
    各チームともどのようなIoAウェアラブルデバイスになるか、粘土や針金、ボール紙など身近な素材を使ってアイデアのモックアップを作り上げました。

     

    最終的に各チームからさまざまなアイデアが発表されました。自分の声を変えて発声できるデバイス、メッセージが服に現れるデバイス、周囲の環境に溶け込み身を守れるデバイス、赤ちゃんがつけるデバイス…。その中で今回優勝に選ばれたチームは、赤ちゃんがいつでもお母さんを近くに感じられる服のアイデア「WEAR MOM」を発案したチーム。具体的なアイデアの実現技術だけでなく、実際のインタフェース、形や使い方まで考え具現化した点が評価され、審査員の最も高い評価を獲得しました。

    後日、優勝チームが暦本先生、宮崎先生、イノラボ森田チーフプロデューサーより表彰を受け、優勝賞品の贈呈が行なわれました。

    イノラボでは、引き続き様々な年代、個人、組織、企業とつながってIoAの研究開発を進め、未来で使われる技術や先進的なアイデアを生み出し、実際にプロトタイプを構築し社会にデプロイして必要性を問うような、未来につながるアクションを進めていきます。